ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 267字|2007.2.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
空中散布禁止で大打撃?
ダバオ市議会が住民の健康保護のため、バナナ農園の農薬空中散布を禁止する条例制定を決議、ドゥテルテ市長もゴーサインを出したため、農園経営者らは大打撃を受けると騒いでいる。ヤップ農務長官は九日、現地を訪れ市長と会ったが、話し合いは不調に終わった。
同市内約五千ヘクタールのバナナ農園の半分で空中散布が実施されている。バナナの葉を侵す斑点病対策だ。しかし、周辺住民や環境保護団体が健康に有害と訴え、市議会は一月、農薬の空中散布を禁じる条例制定を決めた。バナナ栽培業者たちは反対したが、聞き入れられなかった。(12日・インクワイアラー)