ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 311字|2006.9.25|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ノーペイ・ノーワーク
ダバオ空港に夜間便で到着すると、航空機から直接、空港ビルに入れる「搭乗橋」が使えないことがある。特に飛行機の到着が遅れるとそうなることがしばしば。ドゥテルテ市長も最近、マニラから戻ってきた時、搭乗橋が動いていないため、タルマクを歩かされたという。
原因は、政府航空局(ATO)のオペレーターが遅れた到着便を待たずに帰ってしまうため。同市長はテレビの談話番組で「ATOはオペレーターの超過勤務手当を払う予算がないという。従業員も手当なしで働くつもりがないようだ」と説明した。
同市長は仕方なく、超過勤務手当分を市で拠出することを担当部局に検討するよう命じた。ATOにも必要額の提示を求めた。(18日・サンスター電子版)