ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 299字|2006.6.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
禁煙都市ダバオ
ダバオ市庁はこのほど、市内での喫煙の取り締まりを強化し、違反者は包括的禁煙条例に基づき、その場で拘束することにした。
四年前に施行された同条例によると、市中の禁煙指定地域でタバコを吸った人は五百ペソから最高一万ペソの罰金を科され、タバコを売った行商人も三十日間の禁固、罰金五千ペソの処分を受ける。
今回、禁煙地域は大学を含む学校、公園、遊び場、保健施設に拡大され、大学の門から百メートル以内でタバコを売ることもご法度。企業に対しても、従業員の違法な喫煙を見過ごすと、営業許可を取り上げると警告する徹底ぶり。
市の喫煙取締隊がこれまで摘発した条例違反は四千件以上という。(24日・ブレティン)