ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 326字|2006.1.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
滑走路灯の盗難
国内最大級のゼネラルサントス空港は広すぎて警備が手薄となり、施設内装置の破壊行為や窃盗にお手上げ状態。
今月九日、滑走路脇に設置された境界灯八個のタイマー装置が盗まれた。これまでにも境界灯をつなぐ電線などが盗まれている。灯火装置は一基約二万ペソもする。
ナザニエル・ナザレノ同空港支配人は、この程度の被害では空港閉鎖につながらないと強調するが、飛行機の離発着に不可欠な灯火設備だけに考えようによっては深刻だ。
同空港は六百ヘクタールの敷地内に長さ三千二百メートルの滑走路を備える。同支配人は「現在の警備員数では、空港内の盗難防止はとてもできない」とこぼした。早急に盗難報告書を作成、ゼネラルサントス市に協力を求める。(21日・サンスター電子版)