ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 326字|2006.1.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
記者殺人で死刑判決
セブ地裁は十九日、二〇〇四年、地元紙記者、アラン・ディソン氏(30)=当時=を殺害した罪で、違法薬物密売人、エドガー・ベランドレス被告に死刑を言い渡した。
判決によると、セブ地元紙フリーマンの写真記者、ディソン氏は同年十一月二十七日夕、セブ市のSMシティー・セブ近くの洗車場で射殺された。セブ市警察本部は事件の一週間後、友人のディソン氏に違法行為を警察に通報されたと激怒していたというベランドレ被告を逮捕した。同被告がディソン氏を犯行現場に呼び出す文字メールを送ったことが決め手となった。
同被告はアリバイを主張。一貫して犯行を否認したが、ガコ裁判長は「現場に同被告がいたという証言に疑問の余地なし」と述べた。 (20日・インクワイアラー)