ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 317字|2005.10.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
公金持ち逃げ続く
オスメーニャ・セブ市長はこのほど、七年前に少なくとも二千七百万ペソの公金を持ち逃げした市の出納職員二人の逮捕に貢献した人には百万ペソの報償金を与えると発表した。二人は市の女性職員で、もう一人の出納担当者も一九九五年から九八年にかけて約千百万ペソを横領した罪で現在、服役中。
昨年、市出納担当者、レベッカ・マフサイが病欠届けを出したまま行方不明となり、それとともに公金約十九万ペソが無くなった。マフサイは九月、隣接するマンダウエ市内の知人宅に夫と潜んでいるところを逮捕された。
オスメーニャ市長は逮捕した警察官に三万ペソの報償金を授与するとともに、「背後に犯罪シンジケートがあるようだ」と捜査の強化を命じた。(22日・ブレティン)