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[ 329字|2005.8.19|社会 (society)|econoTREND ]
□農業生産の成長率が干ばつの影響で大幅低下
農業統計局16日の発表によると、上半期(16月)の農業生産成長率はわずか1.26%で、前年同期の6.43%を大幅に下回った。昨年10月に始まったエルニーニョ現象による干ばつで農作物の伸びが1.66%にとどまったのが主因。第2四半期(46月)では、昨年同期の4.55%を下回り、過去4年間でも四半期ベースで最低の1.84%だった。全農業生産の15%を占めるコメの上半期収穫量はほぼ昨年並みの603万トン、同6%のトウモロコシは昨年同期比16%減の197万トンだった。収穫減はサトウキビ、タバコ、にんにく、玉ねぎで、収穫増はココナツ、バナナ、マンゴー、コーヒー、アバカ。漁業部門は5,12%増、家禽部門は4.79%増、家畜部門は1.01%増。(17日・スター)