ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 300字|2005.3.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
警官は密造銃が好き
セブ州で警察官になると、ほとんどが自前で拳銃を購入することが明るみに出た。最近の調べでは、全州の警官約千四百人のほぼ三分の一に当たる四百五十二人が官給の拳銃を持たず、借金や銀行ローンを組んだりして拳銃を購入している。同州ダナオ市は良質の密造銃産地として世界に知られている。
密造銃を買った警官が上司の所に持参すると、官給銃器保管証を発行してくれる。しかし厳密に規則を適用すれば、密造銃を所持する警官は銃刀法違反でクビになるはずだ。
密造銃を持つ警官は九月三十日までに身分証明書、住民票、二千ペソの銀行払い領収書を提出すれば、通常手数料の半額で所持許可証がもらえることになった。(21日・スター)