ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 319字|2005.2.14|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
米兵受け入れに乗り気
ミンダナオ島中部のマギンアダオ、北コタバト両州の知事が米軍将兵の滞在受け入れに乗り気になっている。
米軍代表がこのほど、マギンダナオ州コタバト空港近くの国軍第六歩兵師団司令部を訪問、比米軍事演習に参加する米兵の宿泊施設候補を視察して帰った。
同師団スポークスマンは比米軍事演習で米兵が来ても、収容できる広大な敷地があると述べ、勧誘の気持ちありあり。かたや第六〇二歩兵大隊が駐屯する北コタバト州カルメン町も昨年六月、近接戦闘と狙撃の訓練基地になり、米兵受け入れは経験済み。
一方、モロ・イスラム解放戦線(MILF)当局者は比政府との和平交渉に支障をもたらさない限り、合同軍事演習には反対しない構えだ。 (8日・インクワイアラー)