ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2005.2.7|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
3人続けて「処刑」
一月二十九日未明、北コタバト州の中央を走るキダパワン市︱マキララ町間国道沿いの別々の場所で三人の射殺体が発見された。
最初の遺体はマキララ町内で発見され、背中にドラゴンの入れ墨があった。次はマキララ町と南ダバオ州バンサラン町の境で見つかり、顔と胸を撃たれたばかりか、拷問を受けた形跡があった。その十五分後、三人目の遺体が発見されたが、やはり顔に二発撃ち込まれていた。いずれも至近距離からの発射。
三つの遺体ともガムテープでぐるぐる巻きにされているのが特徴。二人目の遺体のそばから45口径、九ミリ弾の薬きょうが発見された。マキララ警察署長は、私設処刑団の犯行に間違いないとしているが、被害者の身元は不明。(1日・ブリティン)