ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2004.11.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
公立校の英語力お粗末
セブ市の公立小学校で九月、英語力のテストを実施した結果、七八%がお粗末な成績だった。小学二年から六年まで六十八校、七万二千七百五十一生徒のうち五万七千二百六十四人、七八%が水準以下だった。
このうち五万四千七百八十七人が「失望」レベル。残り二千五百三十一人は全然読めなかった。失望レベルとは、英語を読むことができるが、理解力に乏しい。同レベルの生徒が最も多かったのは三年生で一万二千四人に上った。次が四年生一万一千三百四人、二年生一万七百五十一人などの順。全く読めなかったのは二年生が最大で千百九十七人、次いで三年、四年、六年の順。ビデオゲームが生徒たちの英語学習の時間を奪っている恐れがあると指摘されている。(27日・スター)