ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 301字|2004.10.25|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
新国際空港建設を断念
タクロバン市を訪れたメンドーサ運輸通信長官は、新タクロバン国際空港建設計画を断念したことを明らかにした。同空港は日本の国際協力銀行(JBIC)から三十六億ペソの融資を得て今年、着工予定だったが、同市サンホセ地区のアリマサグ・バランガイ(最小行政区)に住む違法占拠者の立ち退き問題が解決できず、計画廃棄に追い込まれた。建設資金の一部は既にラモス大統領時代に支出されていた。
情報筋によると、JBICの再定住地計画予算は当初二千万ペソだったが、最終的には四千六百万ペソに釣り上った。
市当局はロムアルデス一族が所有する土地を移住先に選んだが、なぜか中途で作業を放棄してしまった。(20日・ブリティン)