ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2004.9.20|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
長年の政敵を告発
セブの前上院議員ジョン・オスメーニャ氏は十三日、グエンドリン・ガルシア知事と父親のパブロ・ガルシア前知事らを略奪・汚職容疑で行政監察院ビサヤ支部に告発した。オスメーニャ氏によると、ガルシア氏は娘の選挙戦勝利のために約十億ペソの公金を不正に使い、州財政を破たんに追い込んだという。共謀したとされる州当局の予算、経理、財務担当など幹部四人も同容疑で告発された。
オスメーニャ氏によると、五億ペソが町やバランガイ(最小行政区)幹部、教員などに「麻薬撲滅教育計画」などの名目でばらまかれ、三億ペソが実態のないプロジェクトで自治体に配布されたという。同氏は、知事選で落選した子息の意趣返しではないと力説した。 (14日・インクワイアラー)