ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 291字|2004.4.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
覚せい剤密輸で証言
セブ州のオスメーニャ副知事が大量の覚せい剤材料の密輸に関与しているとの疑惑について、ガルシア同州知事はこのほど、副知事の関係者が証言するとの見通しを示した。知事によると、関係者の一人が知事室を訪れ証言の意向を伝えた。証人には政府の証人保護プログラムが適用されるという。
副知事が実質的に所有するコーストサイド・ベンチャー社の幹部が直接的な密輸の実行犯とされており、三人の名前が容疑者として挙がっている。証言するのはそのうちの一人。
密輸事件は三月上旬にセブ国際港で、覚せい剤原料のエフェドリン約千七百キロ(三十六億ペソ相当)が大統領府麻薬取締局に押収された。(22日・スター)