ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 309字|2003.9.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
滑走路の安全面に疑問符
マニラ発のセブ・パシフィック航空便が二十五日、マクタン国際空港に着陸した際、タイヤの一つが破裂した。けが人はいなかったが、滑走路の補修工事遅れによる安全面での不安が再燃している。
同空港公団のベルダン総裁は「タイヤに技術的な問題があった。滑走路に問題はない」と強調。セブ・パシフィック側も「乗客は事故にほとんど気付かなかった。乗用車ならば、よく同様のことが起きている」と事故を過小評価している。
補修工事は当初、米エシュロン社が受注。しかし、公団側が受注業者の再選定に着手したことで、工事が一時中断。同社は「滑走路が危険なことは再三、指摘してきた」と公団側を強く非難している。(27日・セブ・デーリー・ニュース)