ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 308字|2003.4.14|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
風力発電、始動
レイテ州タナウアン町マラギカイで昨年半ばから建設が進められていた風力発電所が近く、始動する。
このエコロジー型プロジェクトはニュージーランド企業の基金および指導で約七百五十万ペソ掛けて進められてきた。今年中に完成の見通しで、完成後はマラギカイ・バランガイ(最小行政区)の百七十世帯に電力を供給する予定。政府のエネルギー開発機関からマラギカイがパイロット計画に選ばれていた。
この風力発電施設が十分利用に耐えることが分かれば、今後、国内の他の地域にも拡大される見込み。風力発電は多くの集落に自然の力を利用して電力を供給する最も魅力的なエコロジー型発電とみなされ、開発・事業化が進められてきた。(9日・ブリティン)