ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 334字|2003.4.14|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
海洋保護支援を打ち切り?
レイテ州バイバイ町にある漁業水産資源管理委員会のオモラン委員長は、地元住民に対し、海洋保護に意欲がなければ、十一ある保護区への財政支援を打ち切ると警告した。
同委員長によると、保護区一カ所につき年間一万ペソを拠出しているという。この一万ペソで地域住民がブイやロープなどの備品や海上パトロール船の燃料を購入している。
同町の保護区は、漁獲量の減少やサンゴ礁の破壊を緩和するために作られた。しかし、同委員長は、「現在、二つの保護区で適切な対策が取られていない」と指摘している。
一方、同町のガバス・バランガイ(最小行政区)では、六年前から地域住民が保護プロジェクトを開始。当時、一日一・五キロだった漁獲量を四︱五キロに増やした。(8日・セブデーリーニュース)