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11月4日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 302字|2002.11.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

100ペソ札の目印が決め手

 麻薬取締班のおとり作戦で二十日、西ネグロス州バコロド市に住む密売人(31)が逮捕された。しかし、男は逮捕の際、左手小指を同班隊長にナイフで切断されたと主張、所持していた携帯電話と現金十万ペソも無くしたと訴えている。

 取締班は一週間にわたる内偵の上、男が覚せい剤を売っていることを突き止めた。覚せい剤の購入を持ちかけ、その際、百ペソ札にひそかに目印を付けて取り引きし、後でこれが決め手となった。男から百六グラムの覚せい剤を押収した。

 小指切断の訴えに対し、取締班隊長は「自分の車から降りるとき、ドアには挟んで負傷したもの。多額の現金など持っておらず、事実無根」と直ちに一蹴した。(27日・ブリティン)

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