ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 329字|2002.11.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
イスラム団体、反テロで協力
セブ市でこのほど、治安当局や政府機関がイスラム団体と会合を開いた。国内でのテロ事件続発を受け、イスラム教徒のリーダーは治安維持のために軍や警察に積極的に協力することを約束した。
メトロセブ・ムスリム治安維持委員会のイスマエル委員長は「われわれは無政府主義者から(イスラム教徒の)イメージを傷つけられており、テロ事件に関して独自に情報を収集したい」と話した。
国家警察中部ビサヤ地方本部とイスラム教徒対策局も、治安を揺るがす勢力には容赦しないとの姿勢を強調。イスラム団体の協力を歓迎した。
セブにはビーチリゾートやホテルが多く、テロ攻撃の恐れも高いため、国軍は兵士を増派し偵察機による警戒パトロールも行っているという。(10月29日・ブリティン)