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観光省西ビサヤ地域事務所のカマリスタ副所長は国際的に著名なボラカイ島を含む西ビサヤ地方の安全にお墨付きを出した。

　同副所長は、同地方が治安当局と緊密な連携を取りながら厳戒態勢にあると言明。バリ島での爆弾事件の後、「テロリストの次の目標はフィリピン」との憶測が流布されているのに対し反論した。

　西ビサヤ地方への観光客は今年上半期、四十万六千人で昨年同期の五十九万三千人には及ばぬものの、健闘していると同副所長は自負している。

　警戒に当たっている国軍の対テロ特殊部隊幹部は住民や観光客保護のため、西ビサヤ地方海陸に強力なネットワークが組織されていることを強調している。（25日・ブリティン）