ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2002.9.16|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブ市郊外に港建設を
セブ港湾局のクシ局長は十日、セブ州コンソラション町タユッドでの国際港建設計画を進めていく意思を表明した。今年三月に辞任した前局長も同計画を支持していた経緯もあり、クシ局長は計画に関するすべての助言を再検討していくという。
タユッドはセブ市の北十九キロに位置、セブ国際港で対応しきれない大型の貨物船を受け入れられる最新の港にしたい意向だ。二〇〇五年末か〇六年初めに建設を開始し、〇八年の完工を目指している。
建設予定費用は六十九億ペソで、日本の政府開発援助(ODA)による支援を検討。既に国際協力事業団(JICA)が事前調査を行っているという。また、倉庫や貨物処理などの分野で民間企業の事業参入も呼び掛ける方針だ。(10日・サンスター)