ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 311字|2002.9.2|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
魚の病気診断
イロイロ市から西二十四キロのティグバウアンにある東南アジア漁業開発センター養殖部が魚の病気診断サービスを立ち上げ、受診を受け付けている。
診断サービスは漁業助成のため、政府助成の同センターの発案によるもの。
現在、エビの幼生、稚魚、成体のそれぞれの段階について白斑点ウイルス症候群の検査を実施しており、同じような症例を募集中。
ミルクフィッシュ、スズキ、ラプラプ、赤フエダイなどのウイルス感染や壊死の病例なども調査している。ウイルス感染症は養殖魚の場合、大量死につながるケースが多く、病気によっては死亡率一〇〇%にも達する。診断グループは病気阻止のため、広くサンプル診断を呼びかけている。(8月29日・ブリティン)