ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2002.6.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
麻薬王とゴルフ疑惑
ビサヤ地方行政監査院は十七日、メンドーサ国家警察長官(運輸通信長官内定)が昨年十一月、セブ市内のゴルフ場で麻薬王といわれる男性とゴルフをしていた事実をつかみ、国家警察の威厳を損ねたとして行政処分するよう関係当局に求めた。
調べによると、メンドーサ長官は昨年十一月十二日、セブ市内で違法薬物売買に関与した疑惑で下院危険薬物委員会が調査していたウエリントン・リム氏とセブ・カントリークラブでゴルフをしていたという。そのほか、国家警察幹部五人や海軍准将一人も一緒だった。
長官は調べに対し、「リム氏とは偶然ゴルフコースで会った」と話しているが、リム氏が長官らのプレー料金や食事代も払っていたとされる。(19日・インクワイアラー)