ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 319字|2002.6.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブ市長、「税収増を」
セブ市のオスメーニャ市長は十七日、出納課長らと市の財政状況について話し合い、徴税率を引き上げるよう指示した。市長は、税収入の縮小による予算不足で、市の事業が実施できなくなることを懸念している。
今年一︱五月の税収は昨年より増加している。出納課長によると、今年一︱五月の固定資産税の税収は二億三千万ペソ。事業税分は明らかにしなかった。しかし、市長は、「(前回、市長を務めた)一九八七︱一九九五年の八年間で徴税率は年平均三八%増だった」と述べ、現行の徴税率が低いとの認識を示した。
市は現在、銀行に十二億ペソの預金がある。このうち、二億五千五百万ペソは各種事業に、約九億ペソは市職員の給与や福利厚生に充てられるという。(19日・スター)