ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 303字|2002.5.20|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
携帯電話使用制限
イロイロ州のイロイロ市で八日成立した市条例で、公共の場で携帯電話のベルを鳴らすと罰金が科されることになった。映画館や学校、図書館、教会、裁判所などが対象で、ガソリンスタンドや爆発物取扱所も含まれる。
罰金額は一回目の違反で二百ペソ、二回目は五百ペソ。九歳以下の子供を除き、すべての年齢で適用される。条例適用の決定権は施設の長にあるが、施設内での周知を怠った場合、施設長にも千ペソの罰金が科される。
同条例は、教会や法廷での携帯電話の無神経な使用に関して多くの苦情が寄せられたのを受けて定められた。昨年十月に行われた学校や教会管理者からの聞き取りでは、携帯電話の使用制限に反対する意見はなかったという。