ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 310字|2002.4.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
犠牲者14人に
ミンダナオ地方、東ダバオ州マティ町を中心に、キングコブラにかまれて死亡する事故が増えており、四月第二週にも二人の少女が犠牲になった。これで昨年以来の死者は計十四人となった。
調べによると、このほど四歳と六歳の少女がバランガイ(最小行政区)カグイスカンで口から唾液を垂らしながら倒れ、死んでいた。市民防衛室への報告では、キングコブラにかまれての即死だった。マティ住民、特にタグボボロ、カグイスカン、バナイバナイなどのバランガイ農民、森林作業員は当局に対し早急な対応策を求めていた。
ダバオの地方災害対策委員会は農民たちの森、草地の焼き払い作業でコブラが住みかを追われて出現しているとみている。(10日・スタンダード)