ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 319字|2002.3.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
比米両軍の通信機器に格差
比米合同軍事演習でサンボアンガ市に派遣された米軍が使用している画像通信機器に国軍兵士が感嘆の声を上げている。同市に国軍の画像通信機器はなく、「通信格差」が鮮明となった形だ。
米軍によると、同機器は戦地にいる司令官らとの連絡に使用されるもので、十年以上前に導入され、世界中の米軍に配備されているという。
来比中の米軍は同市だけでなくバシラン州にも同機器を配備、実戦演習部隊とも二十四時間いつでも連絡を取り合うことができる態勢にある。
国軍将校は「同様の機器は国軍本部には間違いなく配備されているはずだ。しかし、こんなに最新のものではないと思うが」と話した。国軍の装備は米軍より約二十年遅れているとみられる。(3日・インクワイアラー)