ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 302字|2001.11.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
観光業回復は来年以降か?
日本政府がセブ州などに出していた危険情報を引き下げたことを受けて、観光省ビサヤ地方事務所はこのほど、同地方の旅行産業が米同時中枢テロ以前の状況に回復するのは来年初め以降になるとの見通しを示した。
同事務所によると、フィリピン航空は休航したセブと成田、関西空港を結ぶ直行便六便を再開する見通し。しかし、セブ︱関西空港の四便の再開は他の路線を増便した影響もあり、早くて来年四月という。
セブ市のホテル業界も同様の見方で、セブ・プラザホテルなどはパック旅行が日本で販売できるようになったことを歓迎しながらも、「販売に掛かる時間を考えれば、すぐの回復は難しい」と話している。(20日・セブデーリーニュース)