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　セブ州にあるセブ南バスターミナルを違法占拠している住民団体の代表はこのほど、同ターミナル管理者に対しターミナルの改修工事とショッピングセンターの建設が始まる前に立ち退く意向を伝えた。

　現時点での違法占拠住民は五十四世帯で二千平方メートルあるターミナル敷地内で二十年以上にわたって居住している。八十世帯は既にセブ市カルナサンに転居している。

　昨年四月、住民は公用地の買い上げを認める州条例の適用を州知事に求めたが、財政的に買い上げは不可能と判断され却下された。結局、住民は州当局の決定を受け入れ、再定住地と当面の資金援助について協議している。（６日・セブデイリーニュース）