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[ 295字|2001.10.19|社会 (society)|econoTREND ]
□8月の不良債権率が18.03%に
中央銀行によると、8月末現在の国内商業銀行45行の貸出金融資産(貸付金総額)に占める不良債権(焦げ付き融資)の比率は18.03%で、過去最高の水準となった先月末の17.72%をさらに更新した。ブエナベントゥーラ中銀総裁は「国内経済の景気後退で焦げ付き融資が増えている。ここまで深刻な状態とは予想していなかった」とコメントしている。金融機関別では、政府系銀行が18.58%で、先月の19.15%から改善したが、国内資本の拡大商業銀行は20.27%から20.67%に上昇した。また、外国資本の商業銀行支店も4.56%から4.77%に、その他の商業銀行でも21.54%から22.23%に上昇した。