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[ 266字|2001.10.5|社会 (society)|econoTREND ]
□9月のココナツ油の輸出量が前月比31%減
ココナツ関連製品の輸出業者らで作るフィリピン・ココナツ連合協会(UCAP)によると、今年9月のココナツ油の輸出量は10万1,000トンと、前月比で31%と大幅に減少した。しかし、昨年同月の9万1,344トンに比べると伸びている。市場関係者によると、前月からの急激な落ち込みは、昨年から続いていたココナツ生産の収量増によりココヤシの土壌が疲弊したためとみており、今後、収量が来年にかけて減少していくと予想している。フィリピンはココナツ油の輸出量で世界トップを維持。主な輸出先は、欧州各国、米国、マレーシア、台湾、日本などとなっている。