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[ 276字|2001.9.21|社会 (society)|econoTREND ]
□7月の不良債権率が過去最高
中央銀行によると、7月末現在の国内商業銀行45行の貸出金融資産(貸付金総額)に占める不良債権(焦げ付き融資)の比率は17.72%で6月末の16.96%から0.76ポイント上昇し、過去最高水準となった。中銀では、昨年末から今年初めにかけてのペソ安進行と貸出金利引き上げが要因とみている。不良債権比率は、外国系商業銀行が4.56%で前月の4.88%から改善したのに対し、国内拡大商業銀行は20.27%で前月の19.47%から悪化した。その他の商業銀行と政府系銀行はそれぞれ21.54、19.15%といずれも前月末の10.76、17.13%を大きく上回った。