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[ 253字|2001.7.28|社会 (society)|econoTREND ]
□比米両政府、自動車の現地調達廃止など延期へ
比米両国政府はこのほど、自動車に関する現地調達と純外国為替規則の撤廃を今後さらに3年半延期することで大筋合意した。世界貿易機関(WTO)の「貿易及び関連措置協定」(TRIMs)によると、部品の現地調達と同規則はともに2000年までに廃止されることが決まっていたが、その後実施が延長され、国内産業保護の観点から比政府は、さらに5年間の実施免除を米国側に申し入れていた。米国政府は当初、全部品の現地調達の廃止を目指し、比政府提案に反対しWTO提訴を検討していたが、期間を5年から3年半に短縮することで妥協した。