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フィリピン政府は現在、アジア開発銀行（ＡＤＢ）が今月２日から実施するライボー・レート（ロンドン銀行間出し手金利）をベースにした低金利新融資制度の利用を検討している。ヘッカー・ＡＤＢフィリピン担当局長によると、比政府はミンダナオ島の都市基本サービス整備事業費3,500万ドル分の融資を同制度に正式に申請する意向という。同制度は、通常のＡＤＢ貸出金利レート（6.7％）より低いライボー・レートを適用、借入者はドル建て融資の場合、最低3.8％の金利で融資を受けることができる。また、固定金利と変動金利を選択することができ、融資事業の危機管理システム上有効な手段。