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[ 306字|2001.6.29|社会 (society)|econoTREND ]
□4月の製造業生産指数が13%増
国家統計局によると、今年4月の製造業生産量指数は148.3で、前年同月比12.7%増となり、今年に入って初めてのプラス成長となった。同指数調査は、同局が主要製造業16部門の生産量、生産高、さらに純売上高などを指数を用いて表したもので、対前年度比による伸び率も合わせて明らかにされる。生産量で見ると、最も伸び率が高かったのは電気機械の42.6%、次いで繊維34.3%、逆に伸び率がマイナスだったのは木工製品(マイナス20.4%)や衣料(マイナス16.1%)だった。生産高指数も前年同月比で21%の増加。しかし、アジア開発銀行の経済アナリストは「単月だけの指数プラス成長では国内経済の復調は予測できない」としている。