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[ 353字|2001.6.15|社会 (society)|econoTREND ]
□ロックウェル開発にシンガポール政府参入か
ロペス財閥が複合商業・住宅地としてマカティ市で開発中のロックウェル地区(15.5ヘクタール)の第2次開発計画で、シンガポール政府の国営投資会社など海外3グループが参入を希望している。関係者によると、海外の不動産や金融市場に積極的に進出しているシンガポール政府の投資部門、シンガポール投資公社の名前が挙がっている。同地区の開発は、ロペス財閥の不動産部門、ベンプレス・ホールディング社のほかに、マニラ電力(メラルコ)やファースト・フィリピン・ホールディング社などが共同出資したロックウェル・ランド社が行っており、昨年度の総収入は17億ペソ。特に3棟ある高層ビル・コンドミニアムの販売が好調で、850戸の内すでに750戸を販売している。第2次開発ではホテルと中間層をターゲットにした住宅地の建設が計画されている。