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集積回路など電子部品の製造で世界有数のローム（本社、京都市右京区）の現地子会社、ローム・エレクトロニック・フィリピンズが近く、カビテ州カルモナにある自社工場の拡張事業に５億ペソを追加投資する。経済区庁（ＰＥＺＡ）は、税優遇措置などを求める同社の３拡張事業申請を承認している。同社はカルモナ経済特別区のピープル・テクノロジー・コンプレックス内にある自社工場の大型半導体の製造ラインを拡張したり、マイクロチップ抵抗器の生産量拡大に向けた追加投資を行う予定で、製品はドイツや英国、米国や日本などに向け輸出される。同社は自社工場の建設・操業に67億ペソを投資、150人の従業員を抱えている。