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[ 260字|2001.5.8|社会 (society)|econoTREND ]
□2月の不良債権率が16.48%
中央銀行によると、2月末現在の国内商業銀行の貸出金融資産に占める不良債権(焦げ付き融資)比率は16.48%で、前月末に比べ0.48ポイント上昇した。2月末の貸出金融資産が前月末より1.6%減少(255億ペソ分)したのに対し、不良債権分が1.3%増加(34億ペソ分)したことが比率上昇につながった。また、貸出金融資産のうち、銀行間貸出分を差し引くと、2月末の不良債権率は18.16%と高くなり、民間企業の債権返済が進んでいない。2月期に債権の繰り延べなどの条件を変更した貸出総額分は984億ペソで、前月比0.1%減だった。