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中央銀行によると、今年１月現在の国際収支は５億9,600万ドルの赤字で、前年同月の３億600万ドルの赤字に比べ赤字幅（出超）は２億9,000万ドルも拡大している。特に昨年１月に２億1,700万ドルだった資本収支の出超が、今年１月には11億900万ドルとなり、国際収支に響いた。資金が株式市場から国外に相次ぎ流出したのが要因。一方、貿易収支は、輸出額の伸びが６％増と好調だったことなどから、今年１月現在、５億1,800万ドルの入超で、前年同月の４億6,300万ドルの入超に比べて11.9％増加している。中銀は、今後、株式市場に対する信頼が回復して投資が増えると予想されることから、今年末には国際収支も１億ドルの黒字を記録するとみている。