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アヤラ・コープは20日、株主総会を開き、今年度の傘下企業の事業拡張に総額470億ペソの増資を決定した。進行中の貿易自由化に対処する必要から、中核となる通信や金融、不動産の三分野の体質強化を図るためで、特に携帯電話業界のグローブ・テレコミュニケーションに対し、370億ペソを増資する。その他の主な増資先としては、親会社のアヤラ・コープに40億ペソ、不動産のアヤラ・ランドへは26億ペソ、サンミゲルへの売却が進められている食品会社、ピュア・フーズにも15億ペソが割り当てられる。