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[ 273字|2001.3.10|社会 (society)|econoTREND ]
□スービックでの自動車競売制を廃止へ
ロハス貿易産業長官は6日、スービック湾自由港・特別経済区(エコゾーン)における中古自動車と重機の競売制度を一時中止させた関税局の措置を支持すると発表した。密輸防止が横行するのを防ぐためと、劣悪な品質の車両が出回るのを防ぐのが目的。同長官は、密輸が増えると、今年度の政府の目標財政赤字額である1,450億ペソが達成できないとしている。また中古自動車の競売に関しては、特に国内の自動車組み立て各社から、市場が奪われる上、排ガスなどの整備基準を満たしてない車両が出回るとして反対していた。関税局は昨年後半から同エコゾーンでの競売を一時中止させている。