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商用のノックダウン車（現地組み立て車）の輸入部品に対する関税を10％から再び３％に引き下げる大統領令に近くアロヨ大統領が署名する見通しとなった。貿易産業省によると、閣僚級の関税委員会は今年１月、関税を10％に引き上げた大統領令334号の改正を承認、今月中に大統領が新大統領令に署名して発効の運びになるという。エストラダ前大統領が署名した大統領令334号は、それまで３％だった商用車の輸入部品を10％に引き上げるもので、トヨタなど国内で操業中の自動車組立各社から猛反発を受けていた。新大統領令では、関税を従来の３％に引き下げるとともに、それまで支払ってきた７％分の関税差額を組立各社に返還することを定めるという。