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アヤラグループは、傘下の携帯電話サービス大手のグローブ・テレコムへの増資に必要な資金を調達するため、傘下の食品大手、ピュアフーズを売却する意向。ピュアフーズの全株式の93％を所有する同グループは現在、サンミゲルとヨーロッパの投資企業、ＣＶＣ社との間で売却交渉を進めているという。売却総額は70─100億ペソに達するもよう。フィリピン長距離電話（ＰＬＤＴ）傘下のスマート・コミュニケーションズと携帯電話業界で激しい市場競争を展開しているグローブテレコムは、今年度の事業拡張計画として100億ペソの予算を計上している。また、政権交代で今後、経済状況が好転するとの予想から、同グループは交渉次第では、ピュアフーズを売却する代わりに資金の借入などで当面必要な資金を調達することも考慮中という。