econoTREND
[ 296字|2001.2.13|社会 (society)|econoTREND ]
□昨年度の直接投資は前年比20%減
証券取引委員会(SEC)によると、2000年1年間の国内の新規株式会社に対して行われた直接投資総額は計883億ペソで、前年比20%減だった。これで直接投資はアジア経済危機が起きた1997年以来、4年連続の落ち込み。直接投資が下落した主な要因は、全直接投資総額の78%を占めているフィリピン人投資家が新規投資を手控えたためという。2000年の株式に対する直接投資総額は計301億ペソで、その内訳は、フィリピン人投資家による投資が234億ペソで前年度比37%減。一方、外国人投資は67億ペソで、前年比19%増となっている。昨年中にSECに新規登録した法人数は11,832法人、前年比8%増だった。