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ミンダナオ島ダバオ市で第１回ミンダナオ情報通信技術会議が開催され、情報通信分野で立ち後れている同島の現況が話し合われた。電話普及度は1999年時点で人口100人当たり4.6回線で、全国平均（同9.12回線）の約半分。現在、26社の通信企業がサマール市を除く全市・町の30％にあたる地域でサービスを提供、2000年までに81万8,795件の契約可能数に達した。しかし、利用件数は24万795件で利用率は29.41％にとどまっている。同会議では、政府の通信委員会の干渉により地域間の電話回線の接続が不安定であることが指摘された。同島では現在、43のインターネットプロバイダー業者がサービスを提供しているが、利用は主要都市に限られている。同島は、東南アジアでも情報通信の核となりうる地理的条件に恵まれていることから、「情報技術産業の発達は有望視できる」と同会議 では結論づけた。