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[ 259字|2000.12.12|社会 (society)|econoTREND ]
□中銀、翌日物金利を再び0.5ポイント引き下げ
中央銀行は8日、翌日物金利を先週に引き続き0.5ポイント引き下げ、借入金利を14%、貸出金利を16.25%とした。経済成長が鈍化することを防ぐため、市中貸出金利を引き下げることが目的。新レートは11日から適用される。引き下げの要因として、①ペソの対ドルレートが安定している②91日物大蔵省証券(TB)のレートが下落基調にある③米連邦準備制度理事会(FRB)による公定歩合などの引き下げが予測される——を挙げた。中銀は、11月のインフレ率が予想を上回る高率となったため、市中銀行に対する準備金率の引き下げは行わなかった。