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[ 267字|2000.12.5|社会 (society)|econoTREND ]
□中銀、翌日物金利を0.5ポイント引き下げ
中央銀行は1日、翌日物借入金利を従来の15%から14.5%に、貸出金利を17.25%から16.75%にそれぞれ0.5ポイント引き下げた。市中貸出金利を引き下げることが目的。新レートは4日から適用される。11月のインフレ率の発表を待たずに引き下げを実施した理由として、①ペソの対ドルレートの安定②大蔵省証券(TB)レートの下落③予想を上回る第3四半期(7—9月期)の国民総生産(GNP)成長率——を挙げた。中銀は、金融市場の動向を見据えつつ、翌日物金利を徐々に引き下げる方針。また、市中銀行に対する準備金率の引き下げも視野に入れている。