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エネルギー省の発表によると、今年１—８月期の石油関連製品の消費量は、前年同期比9.3％減の7,587万バレルで、過去14年間で最低だった。要因は、①原油価格の高騰による各種製品の大幅値上がり②電力公社による代替エネルギーの利用度引き上げ——など。部門別では、工業部門が同６％減の2,582万バレルと落ち込んだ。フィリピンの石油消費量は、1986年から97年にかけて、90—91年を除いて毎年２けた台の伸びを示していた。しかし、98年以降、通貨危機の影響で減少に転じた。