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[ 287字|2000.11.18|社会 (society)|econoTREND ]
□メトロ銀が大幅減益で修正後の目標達成困難
総資産ベースで国内最大の銀行、メトロ・バンクが行った今年1—9月期の決算報告によると、同期は17億9,000万ペソの黒字を計上、前年同期に記録した30億100万ペソの黒字に比べ黒字幅は40.35%減少した。主な理由は、①不良債権に対する備えである予想貸出損失準備金を引き上げた②支払利息など各種経費がかさんだ——など。同行は先に、2000年度の目標黒字を当初の50億ペソから35億ペソに下方修正している。しかし、1—9月期が大幅な減益となり、また第4四半期(10—12月期)は政情不安に伴う景気悪化で貸出業務の活性化が望まれないことから修正後の目標値も達成は困難とみている。