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[ 271字|2000.10.19|社会 (society)|econoTREND ]
□中銀と銀行協会が紳士協定を再締結
中央銀行とフィリピン銀行協会は、市中借入・貸出金利と指標銘柄である91日物大蔵省証券(TB)のレートとのスプレッド(差)を定めた紳士協定を再度締結した。これは、中銀による翌日物金利の大幅な引き上げに準じ、市中借入・貸出金利が急上昇することを懸念しての措置。同協定は1997年7月の通貨危機発生後にも結ばれ、市中金利の過度な上昇を抑制する効果があった。スプレッドは、借入金利が91日物TBレートの3%高以内、貸出は6%高以内となる。中銀の調べによると、国内大手行の現行プライムレートは10.75—10.924%、外資系は最大35%となっている。